2013年2月8日金曜日

もし風邪をひいたなら。。。

こまめに更新したいと思いながら、気づけばすっかり節分も過ぎてしまいました。。。今度から「新月&満月に更新」とかにしようかしら(^^; 思案中)


さて、私のまわりでは1月中頃から2月初頭にかけて、体調を崩す方が続出でした。皆さんは大丈夫でしたか。特にウイルス性である胃腸炎や肺炎などは、治ったかな?と思っても完治するまで、しっかりケアが必要ですね。

以前、Whole Foods Marketで働いている女性に
「あなたは風邪をひいた時に、どんな方法で治しているの?」
と質問したら、とっても親切に教えてくれました。

1)生野菜&フルーツのジュースや、風邪対策用のハーブティーを飲む
いつも以上に食物からビタミンを摂って、早めに休むのが一番! とのこと。
またハーブティーは消耗した身体にやさしいのでお薦めですって。

2) ビタミンCをはじめとするサプリメントを摂る
食物からでは摂るにも限界があるので、こんな時こそサプリの出番。
高濃度のものをガツンと摂るのだとか。
ビタミンCは水溶性で、身体に残らないので大丈夫だけど、
種類によっては注意が必要なので売場の人によく聞いてね、とのこと。

それでもダメなら

3) ホメオパシーや漢方薬などを試してみる。
ホメオパシーの中でも風邪対策用に作られたOscillococcinum (Boiron社)は
ナチュラルレメディー派には「一家に一箱」的な存在。
「いま起きている症状」ごとに適切なレメディーを選ぶのもお薦め。
店頭では、イラスト入りで説明されているので、英語が苦手でも安心。


「病院には行かないの?」と聞いたら、
「(この数年行く必要がなかったから)たぶん行かないと思う」とのことでした。

小耳にはさんだ話では、お子さんが夜に急熱し救急外来に駆け込んだところ、後日請求された金額がなんと24万円! しかもお医者様はアメリカは医療費がとっても高いので、代替療法が盛んなのも納得ですよね。


でもウイルス性の場合は、やはり抗生物質のチカラを借りる必要があるのも事実。特に子供や高齢者、それに特定疾患がある方は、やはり抵抗力が弱く、体力も消耗しがちなので早め早めの処置が得策です。


そして症状がピークを過ぎて回復期に入ったら、今度は「食」で腸を整えて、完治まで養生しましょう。そんな時に頼りになるのが日本伝統の発酵食品たち。といっても味噌、しょうゆ、酢、みりんなどは身体を冷やす傾向があるので、過信は禁物です。

私のおすすめは、

1) 麹から作る甘酒
塩麹は一大ブームとなりましたが、同じ麹を使って簡単に作れます。
炊飯器を使えば温度管理もおまかせでラクチン。
別名「飲む点滴」と呼ばれアミノ酸、ビタミンが豊富な健康ドリンクです。
私は、一度作るとたくさん出来るので、飲み過ぎて困るのですが。。。

2) 酒粕汁
やはり汁物は、身体の芯から元気にしてくれますね。
粕汁というと鮭を使ったものが多いですが、
こちらは鶏を使っているので一層効果が期待できそう。

3) 酵母ドリンク
東京にいた頃から、梅ジュースなど酵素ドリンクは作っていました。
でも毎回使う砂糖の多さに幻滅。。。。
素材と水だけで作るウエダ家のレシピを知ってからは、
もうすっかりファンに!完全に酵母ドリンクに切り替えました。
風邪をひいてから作るのでは間にあいませんが、普段から作り置きし、
ドレッシングや肉魚の下ごしらえに使います。

 
さらに夫からの番外編として、

3) チキンスープ
中国や韓国をはじめ、ここアメリカでも万能薬として愛されてます。
気分が落ち込んだとき、イライラしたとき、そして元気がないとき。
ほっこり温かいチキンスープに何度助けられたことか。。。
毎回少しづつアレンジして作るので、
特定のおすすめレシピはないのですが、
もしチャンスがあれば次回はこちらを作りたいなぁと思っています。
 


今日のブログは、文字ばかりになってしまいました(^^;)   
でも参考になれば幸いです。


今週末、アメリカ東海岸(NY以北、ボストンなど)は大寒波による豪雪が心配されています。遠く離れたボールダーのお天気予報も『雨〜雪』マーク。皆様、どうぞ温かくして、元気でお過ごしくださいね。
   
   
   

2013年1月19日土曜日

ちょこっとハイキング

私がちょっと留守していた先週末は「気温-12℃」だった、というのがウソみたいに晴れ上がった今日。風もなく空も晴れ渡っていて気持ちいいので、チッタクワ公園までハイキングに出かけました。

といっても、いつもの服装に、ミネラルウォーターを追加しただけ。自宅から車で10分あまりで、すぐ山の裾野に到着です。


このところの寒波で家の中に居るしかなかった反動でしょうか、この日は公園が大人気。併設の駐車場はすでに満杯で、近所の道路まで車が溢れていました。運良く駐車場に恵まれて、幸先のいいスタート!

ボールダー市街の標高は、ちょうど富士山5合目あたりと聞いていますが、トレイルを歩いていると、どんどん目線が高くなるのを感じます。


スタート地点では土ぼこりをあげていたトレイルですが、少し標高が高まると雪が溶けずに残っていました。ちょうど谷間で日当りの関係で溶けにくいのかも。多くの人に踏み固められて表面はツルッツル。これはさすがにトレッキングシューズでは無理かも。

斜面沿いに、大きく迂回するようにしながら森を抜けて、さらに進みます。この頃の気温は8℃。私はダウンベストを着ていましたが、暑くて困った(>_<)     写真には映っていませんが、行き交うマウンテンランニングの人たちは、Tシャツにタイツ姿で走ってましたよ。





一時間余でブルーベル・ロードとの合流点に到着。ここから駐車場へはダラダラと長い下りで、脚の疲れをとってくれるかのようなコースでした。全1マイル(約1.7キロ)、所要時間は1時間15分でした。

思い立ったら即ハイキングできるなんて、ほんとボールダーならではの恵みですよね。
今度は雪の日にソリ遊びに来てみたいなぁ(って子供か!)

2013年1月5日土曜日

Vision care へ

アメリカでは健康保険は(この数年オバマ・ケアが普及して、皆に健康保険が適用されるようになりましたが)、個人の選択による任意加盟がまだまだ主流。夫の健康保険に私は家族として加わっていますが、この1月から対象に眼科を加えてもらったので、いざ検診へ、という訳です。

これまで病院は、地域の家庭医から大病院まで大小様々、内科、外科、婦人科から歯医者、ERまでいろいろ行きましたが、どこもプライバシーを尊重して個室が基本。眼科検診だって、各個室で検査員または医師とOne by Oneで行われます。おおよそ4〜6畳ほどの部屋で2人っきり。これが私にとっては辛い〜。
googleからお借りした、私の担当医レイチェル(左)の写真。なかなかの美人でしょ。ちなみに右のドクター(お母様)が座っているのが検査台です。これが大柄の方も大丈夫なゆったりチェアーで、ここに座ったままで次々に検査器具が目の前に運ばれ、検眼してくれるシステムです。

少しでも和やかな雰囲気づくりをと、フレンドリーに話しかけてくださるのですが、正月三ヶ日のあいだ日本語にどっぷり浸かった私の口からは、ますます英語が出にくくって。。。「あ〜、早く終わって欲しい」と思ったのが本音。

検査内容は日本とほぼ同じでしたが、個人的に面白かったのが、視力テストの時に、日本のようなCマークではなく、アルファベットが使われること。文字が霞んで見えにくくなると「V・X・K」「U・D・O・C」の区別がつかないとは! 新発見でした。

今回検査をしてみて、そろそろリーディング・グラスを作ろうという事になりました。秋頃から、ときどき「読むのが辛いなぁ」と感じていたけれど、きちんと調整されたレンズ越しに文書をみると、すごい!文字が目に飛び込んでくる!! 視覚は空間感覚にも通じているので、きっと姿勢や動きにもいい影響がありそう。

新しいビジョン、新しい感覚の広がりが、生活にどんな新風を運んできてくれるか楽しみです。それに自分としては、ちょっと思い切ったフレームにして遊んでみたので、いまから完成が待ち遠しいです。

2013年1月4日金曜日

あけましておめでとうございます

2013年が明けました。
本年も、どうぞよろしくお願いいたします。


今年は残念ながら、空が雲に覆われ&寝坊して「初日の出」の写真は、なし。その代わりにといっては何ですが、自宅近くのAdmiral Arleigh A.Burke Parkで撮影した、薄暮のフラットアイアンです。



どうして寝坊をしたかと言うと、ここアメリカでは大晦日の夜(New-year eve)から翌日にかけてパーティーするのが習わし。私達も夫の知人の方にお誘いいただき、ポトラック(持ち寄り)パーティーに参加してきました。

奥様がコロンビア出身ということで、楽しい趣向が満載。まずポトラックといえば、手料理や飲み物持参はもちろんなのですが、その他にメールの案内によると

当日ご用意いただきたいもの:
 ●スーツケースまたは旅行鞄
   (新年にさしかかる頃、スーツケースをもって近所を一周します。
    温かい格好をして、心に翌年の目的(目標)を掲げ、
    12粒のブドウを食べながら)
 ●女性は、黄色の下着を着用のこと
   (誰かからのプレゼントであると最高ですが、
    もしお持ちでなければ主催者まで
    サイズをお知らせください)
 ●ダンスのための音楽や楽器、おもしろい話題や写真、
  楽しむアイデアなどなど‥‥

この他に「古い年けがれを禊ぐために<割るためのお皿><燃やす用の身代わり人形>はご用意しておきます」と書かれてあって、なんだかワクワク。


ちなみにブドウは、インターネットで調べたところ元日の午前0時を告げる鐘がなる前にブドウを1粒ずつ食べる。 1粒1粒が12の月を表し、その月が「甘い」か「酸っぱい」かを占うという」スペインの習慣に由来するものではないかと思います。

とはいえ、日本人の私としては、お正月はやっぱり「朝からおせち」を作って、お祝いしたいので夜10時前には退散したのですが、きっと年をまたいでの夜回りはヒートアップした事でしょう!


私たちは、元旦の朝、自宅にて心づくしの「おせち」で乾杯!しました。(ここには映ってないけど、正当派オーガニック日本酒で)


年越しのスタイルは国それぞれ違うけれど、「けがれ」を払い、希望をもって新年を迎える気持ちは共通していますね。これをお読みくださっている皆様にとって、2013年が素敵な一年となりますように、心からお祈りしています。

2012年11月12日月曜日

セッションルームをOPENしました

気づけば、前回のブログ更新から一ヶ月以上も経ってしまいました。最近、時間が過ぎるのが早すぎやしませんか(^^;)   ふりかえれば10月は、まさに全力で駆け抜けた1ヶ月でした。9月末から準備をはじめた、念願のMy セッションルームをオープンしました。
www.lifeharmonyboulder.com

リトルボーイと呼ばれるロルフィングのシンボルロゴ(左)と、創始者であるDr.Ida Rolf(アイダ・ロルフ博士)(右) "Laugh"のオレンジハートは、ロルフ・ムーブメントのプラクティショナートレーニング修了時に、認定書とともに頂いた思い出の品です。
「いつも笑みを忘れずに」。

ワークルームのシンボルツリー、Hope tree(希望の木)。真っ白な壁に息吹を運んできてくれました。

ボールダーの街には色があふれているので、セッションを行うこの部屋はせめて落ち着いた空間にしたくて。ブラウンを基調に、落ち着いた感じにしました。

下北沢でもおなじみだったトナカイ達。セッションを高みから見守ってくれています。


日本でも少しずつ知名度が上がってきたロルフィングですが、ロルフィングの本拠地ボールダーに居ても、「ロルファー? ロルフィング? 何それ??」と残念ながらご存知ない方が結構いらっしゃいます。こんな素晴らしい環境にいながら、ボディーワークを体験しないまま帰国されるなんて、残念すぎます〜(>_<) せめてご縁のある方に、ボディワークの素晴らしさ、ロルフィングを少しでも体験、ご紹介できたら、と思いセッションをはじめました。

2000年に公認ロルファー資格を取得して、東京でのワークルームをOPENした時。「仕事中心で酷使した身体と心を、ロルフィングやボディーワークで救われた」自らの体験から、仕事や家事で疲れた女性の方々にセッションさせていただいてました。

でも、ここボールダーでは、ちょっぴりスタンスを変えて、「もっと暮らしを楽しむために。この広々とした空間と時間に調和していられるために」サポートとしてのセッションを提供したいと願っています。そして、ボールダーを訪れる方々、ご縁のある方々と共に
心ほどけるような時間を過ごせたらと願っています。

www.lifeharmonyboulder.com

2012年10月9日火曜日

初雪、そして米粉

9月29日。ボールダーに引越して、初めての十五夜、お月見。満月の時間に庭にでると雲の隙間から煌々と明るいお月さま。。。今年も無事にこの時を迎えられた感謝を述べながら、手を合わせました。とってもパワフルなエネルギーが降りて来ているのを感じられたけれど、秋深いボールダーでの夜は、さすがに肌寒かった。。。

それから一週間ほどした10月5日。朝起きてみると、なんだか窓の外が明るい。。。あれ?寝坊でもしたか?と思って外をみると、なんと雪景色。ついに初雪到来です。

夫曰く「例年だと9月には降っているから、今年は遅いほうだ」とのこと。あられ雪がうっすら積もった程度でしたが、やはり日本人の感覚では「まだ10月に入ったばかりなのに!」と気持ちと身体の準備が追いついていきません。

雪はその日の昼までには溶けましたが、気温はなかなか上がらず。秋を飛び越えて気分は冬入り。こんな時は、せめて温かいものでも食べて、身体の中から冬支度しよう! そこで思い出したのが、これらの本。夏のあいだは、新鮮野菜たちに恵まれていましたが、これからは賢く食べて寒さを乗り越えないとね。
ちょうどタイミング良く、中国系食材店で米粉、餅粉を手にいれたばかり(見つけた時は、とび上がりそうに嬉しかった♪)。さっそく「米粉食堂へようこそ」に紹介されていた米粉でつくる簡単クリームソースでシチューを作りました。バターを使わないので軽く食べられるし、なによりお米ってお腹にやさしい。。。著者のサカイ優佳子さんとは、ロルフィングがご縁でご一緒させていただきましたが、米粉同様にふんわり味わいのある方でしたよ♪

あいにく我が家の近所では「麹(こうじ)」が手に入りにくいので、がっかりしていたのですが、ウエダ家の酵母本と、最近届いたばかりの塩ヨーグルト本が役立ってくれそうです。(先に試していた塩ヨーグルト・漬け物は、あまりに美味しくってアッという間に食べ尽くしてしまいました) 50℃洗いはほんと凄い! 痛みやすいイチゴやサラダミックスなどには、ほんと重宝しています。

こちらに来てつくづく思うのですが、日本ほど食文化のレベルが高い国ってほんと珍しいのではないかしら。伝統的な和食文化ももちろんですが、つねに新しいアンテナをはって、新しいもの、健康にいいものを取り入れる貪欲さ。それが特定のレストランだけでなく、一般家庭の食卓にまで浸透しているって、ほんと素晴らしいと思うのです。



この夏に見て、思わず涙してしまった、TED ジェイミー・オリバーのスピーチ映像画面の右下にある「Show transcript」からJapaneseを選択すると日本語訳を表示することができます。食べることは、生きること。生命を養うこと。食べることを大切にする人は、また自分を大切にできる人だと思うのです。明日もがんばって食事を作ろうっと!

2012年9月29日土曜日

すっかり秋ですね

山間部ではひと足先に迎えていた紅葉のシーズン。ようやくボールダーにも訪れました。この周辺の紅葉は、アスペンツリーに代表される「黄色〜黄金色」が多いのが特長です。メープル(かえで)は比較的少ないのです。

自宅の裏庭では冬に備えてリス達が、せっせと餌をほおばっています。何をムシャムシャ食べているのか、というと

先日のブログでもご紹介した、芝生に生えてきたキノコ。傘の柔らかいところだけを上手にちぎって食べます。この他にもクラブアップル(姫リンゴ)やドングリなどなど。

普段は臆病なのに、よほど必死なのでしょう。窓辺近くまできて、ムシャムシャ食べています。よくみるとリスって、意外と手足が大きいのね。。。

午前中はお天気が良かったのに、午後、山から冷気が降りてきて、こりゃひと雨降りそうだなぁ、なんて思っていたら

なんと! 今シーズンはじめての雹(ひょう)が降ってきました。どうりで雨音がうるさすぎる訳だ。20~30分ほどで止みましたが、ビックリでした。でもダウンタウンに住んでいるお友達のところは降った様子がないので、ほんとローカルなんでしょう。

今回は小豆大くらいなので大丈夫でしたけど、大きいものはゴルフボールくらいのものを経験したことがあって。。。車のボンネットとかボコボコになるし、身体に当たると痛いので注意が必要です。

翌日のボールダークリーク(渓谷)は、紅葉が水面に映えてほんとキレイでした。
 あれれ、なんだか下流で動いているものがあるような。。。
早くも鴨たちが越冬にやって来たようす。カナダからのグース(あひる)が近所を席巻する日も、近いかな。。。


(ちょっと雲と交ざってしまって分かりにくいけど)山には新雪が積もって、白く輝いています。いまが街がいちばん、カラフルで美しいシーズン。

WholeFoods Marketの店頭にも、ハロウィンを演出するためのカボチャが所狭しと並べられ、「あ〜、すっかり秋なんだなぁ」そんな気分にさせてくれます。

そういえば今夜は十五夜。こちらでは月を愛でる習慣は今のところ出会ってないのだけど、満月の祭壇をそなえて気持ちだけでもお祝いしたいと思います。(それにしても、月見だんご・関西風、食べたいなぁ。。。)

USで公認ロルファーを目指してみる会

 アメリカ、コロラド州ボールダーから、こんにちは。 今日から3月、今朝は快晴。気温15度まで上昇するとか🌞 とはいえ本格的な春の到来は、2ヶ月先。 昨秋に植えたチューリップの球根たちがわずかに芽吹き 春が来るのを今か今かと待ち受けています。 室内ですくすく育った 水耕栽培のミニ...