記憶が薄れないうちに、メモしておきたいと思います。
今回の旅で、「これだけはしよう」と心に決めていたこと。
それは
1.できるだけ人の世話になろう
2.いっぱい、いっぱいハグしよう
3.できる限り沢山の人に会って、いっぱい話そう
特に、1番めの「人の世話になる」って最初はチャレンジでした。
いままでの私だったら、きっと
「いいえ、私は大丈夫ですから。自分のことは自分で出来ます」
って顔して、必死になって強がっていたと思うのです。
1人でなんでもやって、なんでも出来ちゃう。
その方が早いし、自分勝手にできていい、って。
でも、TEDでアマンダ・パーマーの話を聞いたり、
2年半のアメリカ暮らしで、何度も繰り返し
「足りない自分」「ダメな自分」を見せられてきたから、
勇気をだしてHELP ME!って白旗を掲げることができました。
Facebook に「誰か泊めてもらえませんか?」って。
すると、速攻で
「ソファーですけど、それで良ければ何泊でも」
とお誘いいただきました。
これが快適で、心地よくって。(^0^)
ご招待いただいたご夫婦も、とっても良くしてくださって。
一緒に温泉に行ったり、ご飯ごちそうになったり。
夜遅い帰宅にも、(きっとお疲れだろうに)イヤな顔を見せずに
駅まで車で迎えにきてくださって、もうどれだけ優しいの。。。
数日間、思いっきり甘えさせていただきました。
嬉しかったぁ。
朝、広々としたリビングにあるソファーで目覚めた時、
「もう自分の中の『いい子ちゃん』とさよならしていいなぁ」
とストンと思えました。
ダメダメな自分を、もっと前面に出してもいいよなぁ。
(これまで自分なりに隠しているつもりでも、
ずいぶん漏れ出ていましたが)
立派な後輩くん達が育っているから、もっと世話になってみよう。
(ほんと頼りがいのある後輩がいてくれて、良かった)
いままで何度も、自分で自分にダメ出しして、
「やれば出来るはず」って頑張ってきたことを手放して、
「何度もトライして、なおかつ変えられない、変わりたくない自分」を
愛していくことにしました。
3月11日、東京での最後の夜。
急なお願いで、転がり込んだ友人宅のソファー。
3年前のあの日震災を迎えたのと同じ、水道橋。
誰かに迎え入れられるって嬉しいなぁ、ありがたいなぁ。
都会の喧噪も耳に入らないほど、
深い安堵に包まれて、眠りに落ちていきました。
初めてのカウチ・トラベラー体験、やってみて分かったことは
私は甘えて、世話になっているのに、皆さん喜んでくださった事。
「え〜、本当に?いいの〜?」
と恐縮しそうになる自分をグッと押さえて
「それじゃ、今度は私のところへ遊びに来てね」と言ってみる。
お菓子を分け合ったり、一緒に遊んだり、笑い合ったりする。
そんなエネルギーの循環が起きているだけで、
与え合い、受けとり合っていたんだなぁ、と思います。
つながっていてくれて、ありがとう。
0 件のコメント:
コメントを投稿