事の始まりは7月3日(アメリカ独立記念日の前日)夕方に、なんとハチに刺されてしまいました。めずらしくスカート姿だったその日、ちょっと立ち寄った家庭菜園でナスを支柱にゆわいている最中に、突然後ろからビーンと走るような激痛が! あまりの痛みにギャーと声をあげ振り返ってみると左アキレス腱の上に針がささっているじゃありませんか。夫が私の異変に気づいてやってきて針を振り払ってくれ(そうするのが一番ダメージが少ないらしい)、そこからは水洗い。
おそらく、これが犯人と思われる |
結局、夫になんとか伝えて吸い出してもらい(もちろん毒は飲まずに、吐き出してもらいました)ましたが、熱感のある痛みがどんどん拡散していくのが、ほんと怖かったぁ〜。次に頭に浮かんだのがホメオパシーのApis。自宅に常備していた中に、Apis30Cがあったので、さっそく数粒を口の中へ。
ほんの数分の間に、患部は直径12センチほどに真っ赤に腫れ上がり、すごい熱。突き抜けるような痛みと熱が全身にまわるかのよう。なんとか冷やさなくっちゃ! とその時に、シリコン製の湯たんぽがあったのを思い出し、氷水をいれて足枕にしながらベッドに横になることしばし。30分ほどして主人が「病院へ行ったほうがいいかな? 呼吸はできてる? 吐き気は?嘔吐はなかった? ならば大丈夫。きっとすぐ良くなるよ」と優しい声をかけてくれたけど、すでに気分はどん底。夕食も摂らずに、翌朝までふて寝しました。ふぅ〜。
翌朝に起きてみると、ホメオパシーが効いたのか炎症もおさまっていたので、朝のウォーキングへ。でも歩いて身体が温まってくると再び痛みが(泣) シャワーで汗を流すと、痛みもひどくなるみたい。結局その日は横になって足を冷やしながら、日本のTV番組を見まくりましたよ(疲れているときは英語を聞くのも億劫)。それでも夜には腫れも随分おさまったので、気分転換にと散歩に。
この水曜から日曜までは、患部は赤いし、触ると痛みがあるもの、徐々に良くなっていくのかなぁ。なんて呑気にかまえていた月曜。なんだか椅子に座っているのもダルいほどに疲れに教われて、そのままベッドへ直行。深夜に携帯電話が鳴ったのをきっかけに眠れなくなって、つい患部を引っ掻いてしまったのがアダとなり、おとなしかった患部が猛烈に腫れ上がってしまいました(大泣)。火曜はウォーキングもお休みして、大人しくしていたけれど、腫れが足首にまで広がって歩くと痛みが走るようになり、ついにギブアップ。時間も遅かったのでエマージェンシー・ケアに連れていってもらいました。
患部を見た女医さんが、「あらら〜、随分痛そうだわねー。破傷風の注射と、それから抗炎症剤と抗生物質の2種類のお薬を出すから、これで様子をみてね。マジックでマーキングしておくから、これが小さくならなかったら2日後にすぐ来てください。お大事に」とテキパキした様子で手当してくださいました。はぁー。
その病院の帰り道、インド料理のデリで遅めの晩ご飯(とっても美味しかった!)したのだけど、帰りのドライブ中にあれれお腹の具合が。。。どうやらスパイスに反応したらしい。。。。深夜迄、こんどは腹痛との戦いが。もうここまで来るとギャグとしか思えない(苦笑)
さすがに薬のチカラはすごい。翌朝にはみるみる腫れがひいて、痛みは半分以下に。さらに翌日の木曜には普段どおりの生活にようやく復帰。ちょうど東京から遊びにいらしていた奈津子さんと一緒にエアリアル・ヨガできるくらい元気になりました。
ちなみにこのポーズはUpside downと呼ばれていて、日本語にすると「天地さかさま、ひっくり返って」っていう意味だけど、電子辞書をひいてみたら、他にも「混乱して」「めちゃくちゃに」とかいう意味もあるとか。いやはや大変な10日間でした。
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