2014年2月24日月曜日

TAO ~ PHOENIX RISING~

今日のコンサート。TAO   The Art of the Drum.



そりゃ私、太鼓好きですけど。
私が好きで、通っていたのは「鼓童」で、
こちらのTAOとは、あまりにも方向性が違うんですけど。。。

夫が、あまりにも何度も行かない? と聞くものだから、
ついに折れてコンサートへ行く事になったのですが。。。
そりゃ違いますよ、違いすぎますよ、こちらは例えるなら
太鼓ディズニーワールド、ファンタジア


私にとって太鼓というのは神聖なもので、
太鼓に向き合うというのは、御神輿をかつぐのにも似て。
なんというか神域に迫るといいますか、
敬けんなものなんですけど。
今回のは全くのエンターティンメイント。

でも見ているうちに、ふと
「これは歌のないEXILEコンサートなんだ!」と思いました。
リズムに乗って、ビートを刻んで、楽しんで、元気だそうよ。
それがメッセージなんだなぁ、って。


コスチュームが、妙に韓国と中国を取り混ぜたものだったり、
 (逆に日本らしさ、って、最初に登場した
        「じゃんけん侍」の衣装しか、思い出せない)。
途中でインドネシアのポキが入っていたり、
マリンバみたいにお琴がワゴンで登場して、立って演奏したり。
旗を振りまわす演舞を見たときは、よさこい祭り?
太鼓のアクロバティックな演奏は、Brass? を想起させるし。
とまぁmixカルチャー満載。

男性は、おひとり坊主頭を除けば、みな長髪で
(腰までありそうな長い黒髪、そしてルパン3世の
 石川五右衛門のように前髪を残し、頭頂部で束ねてる人多し)、
上半身露出のコスチュームが多くて。
女子は、セパレートの衣装でお腹を出していたりして。
黒髪&曲線美アピール。
まぁ、太鼓の演奏上、袖があると邪魔だしね。

全部ひっくるめてエネルギッシュなステージでした。
(きっと酸素薄くて大変だったでしょう?)

会場いっぱいのオーディエンスは、とっても楽しんでいたし、
最後はスタンディング・オベーションで大喝采。幸せそう。
そうだよね分かりやすいし、楽しませることに徹してくれた
ドラマー達に拍手だよね。


私としては、太鼓を(台座なしに)直接床に置いた事と、
大太鼓を4人がかりで担いできた、と思ったら、
人の背にあるまま叩き始めた事には、ちょっと抵抗があった。

あと女性が大太鼓を叩くのは、やっぱり無理があるような。。
かよわい女性が回しを締めて、土俵で取り組みしているような、
私は見ていて、なんか落ち着かない感じがした。

でも、そう思うのは先に鼓童の太鼓を見ているからで、
大多数の方は、たおやかな女性が衣装を翻しながら、
舞い奏でるのを見て素敵だなぁ、キレイだなぁ
と見るかたがほとんどだと思いますが。。。


あ〜、もう一度、三軒茶屋のパブリックシアターで
鼓動のステージを生音のままで体感したいなぁ。
あのピーンと張りつめた空間に身を置きたいなぁ、
と懐かしく思ってしまいました。

2 件のコメント:

  1. TAOの衣装はコシノジュンコさんですよ。

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  2. 匿名さん、教えてくださってありがとうございます。文章ちょっと訂正します。

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