先週の独立記念日を過ぎて、ようやくボールダーにも本格的な夏がやってきました。
「今日は暑いね〜 気温って今どれくらい?」と聞かれて、iPhoneをチェックしたら、38℃って💦 今年の最高気温でした。
この暑さを喜んでいるのが、裏庭の夏野菜たち。ボールダーでは、昼中は暑くても、夜の気温が10℃を下まわるうちはトマトの苗を植えつけることができません。そのため今年は、すべての苗を植え終わったのが6月初旬。これまでの遅れを取りもどすかのようにグングン育っています。
4.5畳ほどの小さな菜園ですが 今年もにぎわってきました。 |
黄ズッキーニの花 |
アメリカに移住する前からカウントすると、野菜を育て始めて16年あまり。そこで思うのは、野菜のひとつひとつに個性があって、それをよく見て、適切なタイミングでケアを行わないと上手くいかないなぁ、ということ。
たとえばトマト。高地であるボールダーには適した品種で、どの家庭でも気軽に育てられています。でも直植えの場合、放っておくと枝がどんどん分かれて伸び、実に栄養がいきません。そこで時々、脇芽を摘んだり、枝を支柱で支えたり、ワイヤーで誘引したりのケアが大切になってきます。
3日で15センチも伸びる、トマト。 ようやく実をつけ始めました |
これからが本番のキュウリ |
野菜を育てるのは、なによりこの強い日差しと大地のチカラ、そして種や苗のもつ生命力(Helth)。でも、どんなにいい土壌を作っても、適切なタイミングで苗を植えても、毎年天候や環境が違うから、同じようには育たない。その時その時に応じたケアと見守ることを怠ってはいけない。
ワサワサ茂っている、シソ。 やっぱり強いね |
発芽が難しく、数ある中から たった一株育ってくれたゴーヤ |
赤くなるのを待っている 激辛ペッパー |
ハーブMix ディルの黄色い花がかわいい |
我が家の菜園は、周りを高い木に囲まれて、日照時間が短いのが難点。
それでもコロラドの強烈な日差しを浴びて、グングン成長してくれる姿は、生命のたくましさを感させてくれます。8月には最盛期を迎えることができるでしょうか。
わずか3ヶ月ほどのボールダーの夏。
キラキラと緑がかがやくシーズンが今年も帰ってきました。
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