2012年9月9日日曜日

スキルフルタッチのゴール

(後から日記です。7月下旬から8月上旬にRISIにてセカンド・アシスタントを勤めさせていただきました。その経緯については過去ログをご参照ください)

今夏、有資格者のためのUnit1クラスに、スキルフルタッチ・アシスタントとして参加させていただきました。とは言うものの、今回のクラスは本当にレベルが高くって(^^;)   メインインストラクターであるJohnが伝えたことを、的確にチャッチしてワークに表現してくれる。ほんと頼もしい皆です。

ただ、私がクラスを眺めていた時、ひとつだけ気になった事があって。
言葉にすると、ちょっと陳腐になってしまうのだけど。。。「コネクション」が見えない。

セラピストの中心からパワーが手に伝わって、クライアントに働きかける。と同時に、クライアントのボディから伝わってくるメッセージが、セラピストを次の動作へと動かしていく。良いセッションって良い関係性とともに成立する、と私は思っていて。

クラスを観察しているときJohnにこの事を伝えたら、「確かにそうだね! OK、僕にいいアイデアがある」と言ってくれました。

それから2日後。スキルフルタッチに入る前に、まずはJohnお得意のTai-chi(太極拳)で身体をほぐしエネルギーを高めた後、合気道の「折れない腕」をみんなで行うことに。

先日のコーンスターチ同様、こちらも初体験の人が多かったようでワーワー、キャーキャーみんな大興奮! 意識の持ち方、イメージひとつで、同じ動きでも自分の中のコネクションや相手に与える影響がどれほど変わることか。。。ブレない、折れない腕は、チカラを増やして筋肉を固めるのではなく、リラックスして冷静なフォーカスと共にある。

Johnから「今日は、この感覚を持ったまま、スキルフルタッチしてみよう」との呼びかけが。なるほど、そうかぁと一同納得。さすが長年教えてきているJohnならではのリードです。

さてこの日の実技は、サイドラインがテーマ。肩甲帯から脇腹、股関節を横切って膝横、足首まで。いま直接働きかけている所を感じることはもちろん、同時に広範囲にどんな影響がおよんでいるか俯瞰する能力も必要に。。。でも先ほどの『折れない腕』効果か、部屋の空気が昨日までと全然違う。プラクティショナー役の生徒が、クライアントの身体の中に入り込まず、まず自分のセンターに居て、そこからクライアントと繋がっているのが見えるのです。

その時、ベッド周辺の空気は密度を増して、シーンと落ち着いて。。。呼吸のリズムとなめらかに動きながらプラクティスしている人影があるだけ。ほんと美しい光景でした。

スキルフルタッチを始めるにあたり、最初の授業でJohnはみんなに対して、こんな言葉を伝えました。「このクラスでは細かい技術的なことは、すでにプロとして活躍している皆さんに求めません。それは地元に戻って自分のプラクティス(セッション)を積み重ねていったり、メンターに付き合ってもらって磨いていけるから。この2週間で受け取って欲しいのは、筋膜に働きかけるとは、どんな感じなのか。自分の手の下にある筋膜をビジュアライズしながらワークし、それが相手にどんな影響を与えるか。これまでにあなたが出会っていない、何か新しいドアを開いてみて欲しい」

もうすでに、この部屋にいるのはマッサージ・セラピストではなく、ロルファーの卵。見守っている講師陣みんなが確信した午後でした。この空気にいつまでも浸っていたい、そう思えるほど、美しく胸に熱いものがこみ上げてくる時間でした。

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