2012年7月16日月曜日

Upside down

すっかりブログ更新が遅れてしまいました。。。Facebookは比較的こまめに更新しているのですが、ブログとなるとつい遅れてしまって。しかし、振り返ってみると7月に入ってから、いろんな事があったなぁ。。。(はぁ〜)

事の始まりは7月3日(アメリカ独立記念日の前日)夕方に、なんとハチに刺されてしまいました。めずらしくスカート姿だったその日、ちょっと立ち寄った家庭菜園でナスを支柱にゆわいている最中に、突然後ろからビーンと走るような激痛が! あまりの痛みにギャーと声をあげ振り返ってみると左アキレス腱の上に針がささっているじゃありませんか。夫が私の異変に気づいてやってきて針を振り払ってくれ(そうするのが一番ダメージが少ないらしい)、そこからは水洗い。

おそらく、これが犯人と思われる
昔、某ダイビング協会のお仕事で「ダイバー向け・応急手当ハンドブック」を編集した事があって、『毒針にさされた時はポイズンリムーバー!』と真っ先に思いついたけどボールダーの自宅にあるはずもなく(東京では常備してました)。場所が場所だけに自分で吸い出すこともできず、かと言って夫に伝えるにも頭がパニックっていて英語が出てこない! 

結局、夫になんとか伝えて吸い出してもらい(もちろん毒は飲まずに、吐き出してもらいました)ましたが、熱感のある痛みがどんどん拡散していくのが、ほんと怖かったぁ〜。次に頭に浮かんだのがホメオパシーのApis。自宅に常備していた中に、Apis30Cがあったので、さっそく数粒を口の中へ。

ほんの数分の間に、患部は直径12センチほどに真っ赤に腫れ上がり、すごい熱。突き抜けるような痛みと熱が全身にまわるかのよう。なんとか冷やさなくっちゃ! とその時に、シリコン製の湯たんぽがあったのを思い出し、氷水をいれて足枕にしながらベッドに横になることしばし。30分ほどして主人が「病院へ行ったほうがいいかな? 呼吸はできてる? 吐き気は?嘔吐はなかった? ならば大丈夫。きっとすぐ良くなるよ」と優しい声をかけてくれたけど、すでに気分はどん底。夕食も摂らずに、翌朝までふて寝しました。ふぅ〜。

翌朝に起きてみると、ホメオパシーが効いたのか炎症もおさまっていたので、朝のウォーキングへ。でも歩いて身体が温まってくると再び痛みが(泣) シャワーで汗を流すと、痛みもひどくなるみたい。結局その日は横になって足を冷やしながら、日本のTV番組を見まくりましたよ(疲れているときは英語を聞くのも億劫)。それでも夜には腫れも随分おさまったので、気分転換にと散歩に。


この水曜から日曜までは、患部は赤いし、触ると痛みがあるもの、徐々に良くなっていくのかなぁ。なんて呑気にかまえていた月曜。なんだか椅子に座っているのもダルいほどに疲れに教われて、そのままベッドへ直行。深夜に携帯電話が鳴ったのをきっかけに眠れなくなって、つい患部を引っ掻いてしまったのがアダとなり、おとなしかった患部が猛烈に腫れ上がってしまいました(大泣)。火曜はウォーキングもお休みして、大人しくしていたけれど、腫れが足首にまで広がって歩くと痛みが走るようになり、ついにギブアップ。時間も遅かったのでエマージェンシー・ケアに連れていってもらいました。


患部を見た女医さんが、「あらら〜、随分痛そうだわねー。破傷風の注射と、それから抗炎症剤と抗生物質の2種類のお薬を出すから、これで様子をみてね。マジックでマーキングしておくから、これが小さくならなかったら2日後にすぐ来てください。お大事に」とテキパキした様子で手当してくださいました。はぁー。

その病院の帰り道、インド料理のデリで遅めの晩ご飯(とっても美味しかった!)したのだけど、帰りのドライブ中にあれれお腹の具合が。。。どうやらスパイスに反応したらしい。。。。深夜迄、こんどは腹痛との戦いが。もうここまで来るとギャグとしか思えない(苦笑)

さすがに薬のチカラはすごい。翌朝にはみるみる腫れがひいて、痛みは半分以下に。さらに翌日の木曜には普段どおりの生活にようやく復帰。ちょうど東京から遊びにいらしていた奈津子さんと一緒にエアリアル・ヨガできるくらい元気になりました。


ちなみにこのポーズはUpside downと呼ばれていて、日本語にすると「天地さかさま、ひっくり返って」っていう意味だけど、電子辞書をひいてみたら、他にも「混乱して」「めちゃくちゃに」とかいう意味もあるとか。いやはや大変な10日間でした。

2012年7月4日水曜日

Fascia, The Fasciae


Amazonで買い物すると、ついでにもう一冊、と買ってしまうのは私だけでしょうか? 
ロルファーとしての自分磨きのために、とまた本を買ってしまいました(^^;)

Fascia: The Tensional Network of the Human Body: The science and clinical applications in manual and movement therapy, 1e">はRISIで教鞭をとっているRobert Schleip他が、国際筋膜研究評議会(International FAsci Reserch Congresses)のメンバーの研究論文を集め、一冊に編んだ集大成ともいえる本。
膨大な情報が詰まっていて、すべてを読みこなすのは大変そう(たぶんGive up)だけど、”Fascial fitness"など面白そうな所から「つまみ読み」しています。


この本を注文した際に、カスタマーレビューがあまりに良いので、つい衝動買いしたのがThe Fasciae: Anatomy, Dysfunction and Treatment。Serge Paolettiというオステオパスの方が書かれているのですが、これが大正解! 「そうそう、こういう事が知りたかったのよ〜」という図解が次々と出て来て、読む前から興奮しています。

胎生学からの成り立ちや、「中心軸の筋膜」と題された解剖的説明、チェーンと呼ぶ機能的連携、とどめは実際に筋膜を評価するための手技についてなど、もうページをめくっているだけでワクワクしてます(^o^)  

筋膜に働きかける手技をしている方には、オステオパスならずともぜひお薦めしたい一冊。英語が分からなくても、私のように図解を眺めているだけでも「へぇ〜、なるほど」とヒントになることがいっぱい詰まっている、お薦めの一冊です。


2012年7月3日火曜日

エアリアルは楽しい〜♪

Facebookのアルバムにも投稿したのですが、ブログしかご覧になれない方もいらっしゃるので、再投稿しますね)

去年10月に東京ではじめて「空中エクササイズ〜ライレア」を体験して以来、すっかりエアリアルの楽しさにハマってます♪ ボールダーにも幾つかエアリアルを教えているスタジオがあるので、こちらに来てからも続けたいと門を叩いたのがAircat。市街北部のサーカス・センターで活動しているグループです。

初回レッスンに訪れたら、いきなりこの光景が。。。焦った〜

男性が逆さまになっていて、女性は彼のサポートで宙へ。すごい腕力だぁ!

レッスン4週目、精一杯の逆さ開脚(^^;)

クラスメイト達は腕で身体を引き上げたかと思うと、
空中で足にセットするのですが
私は腕力不足のため地味に床で。。。

足場になっているのと反対側の足(つまり自由な足)を、
テッシューの間にくぐらせてグルリと回転×3回行うと。。。

こんな風になります(汗)
せっかくだから先生がカメラの方に廻してくださって。。。

はい、ポーズ♡ といっても実際は筋肉プルプル。。。


早く上半身が上手く使えるようになって、空に上がってみたいなぁ。。。
それまではエアリアル・ヨガで♪

いつの日か、こんな風にカッコ良くポーズを決めてみたい!

子どもの頃から、学校にある雲梯(うんてい)や上り棒が苦手で、握力も腕力もずば抜けて弱くて。鉄棒の逆上がりもクラスで一番最後に出来たような記憶が。。。腕に関してはまったく諦めモードだった私が、エアリアルの楽しさに「なんとかしよう!」と思えたのだから、不思議です。

面白いことにボディナミック(身体性発達心理学)から考察すると、腕を曲げ伸ばしする筋肉というのはインターパーソナル・スキル(具体的な動作で周囲と関わる能力)に、またティッシューをしっかり握るための筋肉はコグニティブ・スキル(現実を把握する能力)に関わっています。これって異文化で暮らし始めた私に、いま必要なもの! 心理サポートとなる言葉を筋肉に話しかけながら、筋トレに励んでいます(^^;) 

ときに逆さまになったり、グルグル廻ったり、五感をフルに刺激されるエアリアル。ティッシューに助けられながらのストレッチは、関節が気持ちよく伸びていいですよ。それに不安定な空中では、日頃なかなか意識しにくいコアマッスルや上腕〜背筋〜腹筋の連携も鍛えられて、おすすめです。最近では日本でも体験できるスタジオが増えつつあるので、ぜひチャンスがあればお試しあれ〜♪




USで公認ロルファーを目指してみる会

 アメリカ、コロラド州ボールダーから、こんにちは。 今日から3月、今朝は快晴。気温15度まで上昇するとか🌞 とはいえ本格的な春の到来は、2ヶ月先。 昨秋に植えたチューリップの球根たちがわずかに芽吹き 春が来るのを今か今かと待ち受けています。 室内ですくすく育った 水耕栽培のミニ...