なんだか目まぐるしく動いているうちに、
ボールダーはもう夏です。
この2ヶ月ほどの間に、SEのトレーニングや
日本から両親が訪ねてきたことや、家族旅行、
それにロルファーの先輩夫婦をお招きしての
ランチなど、いろいろ書きたいことあるけど。
このところの一番のヒットは、
ある午後に、ふと庭を見て
「私、ボールダーに住んでいて良かったなぁ」
という思いが湧いた自分に驚いたこと(笑)
なんというか、今までは
やっぱり日本はいいなぁ、恋しいなぁ、
という思いがあった訳です。正直なところ。
もちろんボールダーは大好きですよ。
でもやっぱり東京での自分を手放してしまった
悲しさみたいなものが、ずっと底にあって
時々うずく古傷みたいに
私を苦しくさせていました。
でもなぜか、その日ポカンと
良かった、って思えたのが今でも不思議。
とってもお天気が良くて、
庭の新緑がきれいで、
ご飯を美味しくいただけて、
とっても素敵な先輩に会えて、
お日様に干した布団がフカフカで。
そんな時に、ふっ、と浮かんだ思い。
いまの自分には果たせないこと、
抱えられないこと、できないこと、
もうしょうがないなぁ、って
やっと認められる気持ちになった。
あー、ここまで丸2年かかったよ。
でも思えば、ロルファーになりたいなぁ、と
漠然と思ってから、本当に私がなっていいの?
と行動に踏み切るまで7年かかってますから(笑)
私にとって必要な時間と言えるわけで。
やっとボールダーという土地と自分が
本当の意味でシンクロしはじめた